顧問先の社長からの情報であるが、月刊現代2001年10月号によれば、ガン治療で注目集める南米アマゾン川流域に自生する「神からの恵みの木」・神秘の樹木を古代インカ帝国の原住民は樹木茶として経験的に「万病に効く」として愛飲していたそうな。 ついにこの樹木茶の有効成であるNFDがつきとめられアメリカと台湾ではズバリ抗癌剤として物質特許が承認されたが、日本の物質特許は発ガン抑制剤に留まったらしい。全く、日本の薬事行政は、だめだ。2002・5・14週刊現代でスーパー外科医の平岩正樹氏も書いているが、世界標準の抗癌剤でガンに効く可能性が大なのに、日本では承認されていない抗癌剤が何種類もあるらしい。こうしたものは保険きかず、海外で自費で買って治療するしかないようだ。こうなると金持ちしか助からないヨ。 それはとも角、日本のタヒボジャパン株式会社が抗がん剤として米国特許(第5663197号登録日は1997年9月2日)と中華民国特許第092054号)を取った。残念ながら、日本特許第2669762号は抗癌剤ではなく発癌プロモーション阻害剤での特許である。健康食品扱いになってしまった。 しかし注目すべき「健康商品」である。この樹木茶「タヒボ」として登録商標として発売したのがタヒボジャパン株式会社であり、畠中平八社長が最初樹木茶に注目したらしい。京都の大学教授2人にたのんで抗癌作用の有効成分をつきとめて、3人で特許 とったようだ。 畠中平八でグーグルで検索すると、この人の経歴がおもしろいんだ。業界紙の記者だかの出身で金融・ビジネス小説の第一人者になったかの有名な「清水一行」氏の伝説の株の相場師のモデルが畠中平八その人らしい。株の相場師と聞いていかがわしい商売人 というイメージで見るか、その嗅覚のスゴサで掘り当てたこれぞ 画期的な新商品ととるかは判断の分かれるところか? 顧問先の社長がそのタヒボ茶なるもの飲ましてくれた。ウーロン茶みたいで、飲みにくいということはない。1月分何袋か忘れたが、2万円というイイ御値段である。1日約700円弱につくわけだ。これが高いか安いか?ガンに効けば安いものか? 新聞等でやたら広告で医者が見離した末期ガンが・・・で治ったとかいう広告で出会う。ウソとは言わないが、個人差がる。・・・で確かに効いてガンが治った人もいるだろうが、ある人には効かないかもしれない。免疫力の回復でガンに効く場合は 何が抗癌に効いたのかはっきりしないのである。 その点NFD抗癌剤としてはっきり効能は特許になっている。 問題は副作用はないんかネ。でもいけそうな感じである。 この商品の販売はマルチではないらしい。代理店方式で、最低 200万つまり100セット仕入るのが条件らしい。卸値はいくらかしらないが、代理店は定価で販売すれば、卸値との差額が代理店のマージンというわけだ。普通の商売である。 問題は画期的新商品が掛け値どうり売れなかったら、在庫かかえこむことになるぞ。そこが問題だ。 「タヒボ」という商標登録は、木の樹木名らしく、「タヒボ」というネーミングにあやかる商法が出てきたようだ。裁判で争っているらしいが、差し止めはできないようだ。要は本物は「NFD」 を含有しているということである。にせものは「タヒボ」と称すしてもNFDを含有しているとは表示できない。そこが特許である。一度御試しあれ。 健康オタク川田栄男 2002・5・10 2002・
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